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EC サムネイル設計講座

Chapter 07 ・ Prompting

07

ChatGPTで設計図を作る

いよいよ核心です。ここまで考えてきた設計を、ChatGPTで一気に形にします。AIは画像を作る前の「考える工程」で使うほど強い。それを体感しましょう。

🎯 この章のゴール:ChatGPTで“設計図”を組み立てられる
ChatGPTで設計する

The Core

AIに“描かせる”前に、
AIと“考える”

多くの人はChatGPTに「画像を作って」と頼みます。でも本当に効くのは、その手前。考える工程を任せることです。たとえば、こんな一文を投げるだけで設計が動き出します。

あなたがChatGPTに送る、最初の一文

POINT

ChatGPTは「画像生成マシン」ではなく、設計の相棒。商品整理・訴求出し・コピー・構成を高速化してくれます。

Two Roles

AIがやること、
人がやること

最初に役割を分けます。戦略を決め、最終判断をするのは人。案出し・言語化・整理という“手数のかかる作業”をAIに任せる。ここを間違えなければ、AIは強力な相棒になります。

HUMAN

人がやる

戦略・方向性を決める。最後に選び、磨いて、出す判断をするのは人。

AI

AIに任せる

案出し・言語化・整理。手数のかかる工程を一気に肩代わりさせる。

FLOW

つながり

人が方向を決める → AIが案を出す → 人が選ぶ。この往復で精度が上がる。

The Recipe

良い指示には、型がある

AIの答えは、指示の質で決まります。次の5つを必ず渡す。これだけで、的外れな回答がぐっと減ります。

1

役割を与える

「あなたはEC売上を伸ばすプロのデザインディレクターです」と立場を指定する。

2

商品を伝える

商品名と特徴を具体的に。機能ではなく“得”になりそうな点まで添える。

3

モールを伝える

楽天/Amazon/Yahoo など、出す場所で見せ方の作法が変わる。

4

ターゲットを伝える

「誰に」を年齢・悩み・場面まで。刺さる言葉はここで決まる。

5

出力項目を指定する

訴求・キャッチ・レイアウト・配色など、欲しい形を箇条書きで指定する。

Prompt → Spec

送る指示と、
返ってくる設計図

左の指示をそのままコピペして送れば、右のようなサムネ設計指示書が返ってきます。これが、自分で作るときも人に渡すときもブレない“1枚”になります。

① あなたが送る指示(そのまま使えます)

あなたはEC売上を伸ばすプロの
デザインディレクターです。
次の商品のサムネ設計を手伝ってください。

・商品:速乾フェイスタオル
・特徴:5秒で吸水/毎日使える
・モール:楽天市場
・ターゲット:30代・忙しい主婦

出力してほしい項目:
① 一番刺さる訴求
② キャッチコピー3案
③ レイアウト(要素の配置)
④ おすすめ配色

② ChatGPTが返す設計図

サムネ設計指示書
訴求「乾かす時間」を奪わない手軽さ
キャッチ忙しい朝でも、サッと一拭き。
レイアウト商品を中央に大きく/文字は上1行のみ
配色清潔感のある白+アクセントのブルー
次の一手この指示書を画像生成AI/デザイナーへ

Right vs Wrong

同じChatGPTでも、
使い方で差が出る

道具は同じ。違うのは頼み方です。やりがちな“惜しい使い方”と、設計が進む“正しい使い方”を並べてみましょう。

惜しい使い方
  • 「いい感じのサムネ作って」と丸投げ
  • 商品・ターゲット・モールを伝えない
  • 出てきた画像をそのまま出品する
  • 1回の回答だけで終わらせる
正しい使い方
  • 役割・商品・ターゲットを渡して設計を頼む
  • まず「設計図(指示書)」を作らせる
  • 複数案を出させ、人が選んで磨く
  • 競合と照らして壁打ちを重ねる
最終チェックは人

AIの出力はあくまでたたき台。実物と違う“盛りすぎ”はクレームや返品のもと。ターゲットと競合に照らして、人が選び、磨いて、出す。これだけは譲れません。

CHAPTER 7 まとめ
ChatGPTで「考える工程」を高速化し、
1枚の設計指示書にまとめる。